知らないから
2011年 12月 31日
駅行きのバスに乗っていると、杖をついたおじいちゃんが、ある停留所で乗車口からやっと上がってきました。
するとすぐボタンを押したので、もう降りるの!?と少し驚きました。
そして次の停留所で降りて行きました。
たった一区間の停留所。
おじいちゃんがボタンを押してから、次の停留所までは、バスならなんていうことのない距離ですが、杖をついて歩くには、この寒空の下、大変ですよね。
バスが次の停留所に着いた頃、もし歩いていたら1/3の距離にも到達できていないでしょう。
夫の実家の辺りでは、よく車の運転ができないお年寄りが利用していた路線バスが、廃止になってしまったんだとか。
自由にどこかへ行けなくなります。
弱いところには、本当はみなの温かい手助けが必要なのに、手がなかなか届かないか、関心がいかないか、切り捨てられるかです。
でもそれは知らないからで、一つの側面だけではわからないことはたくさんあります。
他人事ではなく、小さなことでも知ろうという姿勢は大切なことだと思います。
笑顔のたねに関して言えば、今までは私自身も自分の身近な知っている範囲内で動いていたに過ぎません。
まだまだある知らないことがどれだけあるか。
2012年は、まず自分から動き知ることによって理解し、どうしたらいいのかその中から考え、活動の範囲を広げていきたいと思っています。
有志が数名集まったので、違った形でも、笑顔のたねの活動を発展させていこうと思います。
年明けに早速第一歩を踏み出します。
どうなるかはわからないけどやってみようと思います。
今年一年たくさんの方にお世話になりました。
心よりお礼を申し上げます。
日本という国全体が、本当に心が痛む辛く悲しい経験をした一年でした。
被災された方々の幸せを心からお祈りいたします。
そして2012年がみなさんにとって愛に溢れた素晴らしい一年となりますように(^-^)
この一年ありがとうございました(^_^)/~
by egaonotane
| 2011-12-31 02:27