想像させるもの
2012年 06月 08日
よく通る路地裏の一角に、今が盛り、色とりどりの薔薇の花でいっぱいの家があります。
少し雑然とした感じがありますが、美しく咲く庭いっぱいの薔薇たちが想像させるものは、丹精込めて薔薇の花たちを育てる家人の姿。
私の母くらいの年配の方のような気がします。
庭の様子で薔薇に対する愛情を伺えますね。
薔薇の花も幸せ。
母は薔薇は育ててはいないけど、猫の額ほどの庭でたくさんの花を育てています。
花屋さんで時間を過ごす時、庭いじりをする時は一番楽しそうです。
実家に帰った時に、ちょっと花を褒めると、次から次へと花のお披露目がはじまります。
そう言えば埼玉の実家には、去年のお正月に数日帰ったきり、もう一年以上帰っていません。
一人でふらっと帰りたいと思っても、私には、もれなく息子とくろちゃんという存在があるわけで、それを踏みとどませるのです。
何の存在をも気にすることなく、毎週実家に帰り自由な時間を過ごせる夫は幸せだよなと思ったりもします。
愛情いっぱいの薔薇のお庭が想像させるものは、母の育てる花たちと、楽しそうな母の姿でもありました。
by egaonotane
| 2012-06-08 01:05
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