与えてくれたもの
2015年 07月 09日
私が小学校に入学すると、童謡や抒情歌などの載った歌曲集が一人一冊配られ、毎週か隔週かは忘れたけど、音楽朝会でその中の一曲を歌っていました。
他の朝会の様子は全く覚えてないけれど、音楽朝会は楽しかったことを覚えています。
眼鏡をかけて、肩より少し長めの黒髪の女の先生、茂木先生が朝礼台の上から指導します。
こうして今文にするまであまり意識したことはなかったけど、この朝会で覚えた歌が沢山あったのね。
息子が赤ちゃんの時には、夜寝かせる時、昼寝をさせる時に歌を歌ってあげていました。
フィリピンにいた時は、学校に通うのに朝早く家を出るので、5時頃に息子を起こしていました。
その時も起きるのが辛くないように
♪コッコケコッコ〜朝が来た♪お空は真っ赤な朝焼けだ〜♪と歌って起こしていました。
今、もしどう思ってた?と聞いたら「うるさかった。やめてほしかった」なんて言いそう(笑)
私自身、いまだによくこうした歌を口ずさみます。
春が待ちどうしい時は、春よ来い♪(そのまんまだし)
元気な時は、青い青い空だよ 雲のない空だよ サモアの島常夏だよ〜みたいに♪
朧月夜なんて歌は歌詞がとっても好き。
今思うと茂木先生が毎回頑張ってくれていたお陰で、私の中に根付いたものなのだなぁと思います。
先生だってこんな風に何十年後に書かれるであろうことは、当時には考えもつかなかったはず。
大人が与えてくれたものの価値は大きいですね。
自分が与えられたように、子どもたちの人生の喜びの瞬間をつくれるような価値あるものを与えていきたいなぁと思うのでした。
損得だとか優劣だとか、そんなものではなくて、美しいものを。
息子に根付いているかは別として
(。-_-。)(チーン…)
by egaonotane
| 2015-07-09 00:40
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