不登校・思春期の引きこもりのお子さんと毎日頑張るお母さんのためのHP「笑顔のたね」雑記です。HPも御覧下さい。


by egaonotane

2009年 12月 02日 ( 1 )

もう

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今日は月一の相談センターに行ってきました。

そうしたら時間帯が同じだったようで、先日初参加の方とお会いしました。

知り合いが増えるというのはいいですね。

なんだか嬉しかったです。



いつものように先生とお話ししましたが、やはり先生の視点というのはすごいです。

経験というのかもしれません。


うちももうこの状態になって4年になります。

この4年という時間をかけて、やっとここにいるのは限界と現状を変えたいという

思いになりました。

そして現実という不安の間でいまだに揺れています。

大きな一歩を急かさずに、自分が本気で動く気になるまで待つ覚悟でいます。


私の中では、今さら急ぐ必要もなく、人生長いのだから時間はかかっても自分の

ペースでいけばいいという思いがあります。

息子にも急ぐことないさと言うこともあります。


この「自分のペースで」ということ。

大人の視点ですね。

もちろん私のように何年も過ごしている親の視点でもあります。

今日先生に言われて初めて気付きました。

もし自分が当事者の子どもならどうでしょうか。

また一つ歳をとり大人に近づいていくけれど、同級生達が早いスピードで勉強して、

たくさんの経験を積んでいくなか、自分の現状はほんの少ししか変わっていかない。

あせります。

自分を否定したくなります。

歳をとるごとに「もう」という思いが思考を支配します。


高卒認定試験を受けるのにスクールに通うと何年かかるかと息子に聞かれた時に、

3年くらいという私の答えに、そんなに時間をかけられないと変に焦っていました。

その時も私は「ゆっくりやればいいって」と言った覚えがあります。

笑顔のたね参加者の息子さんも誕生日がくると「もう〇歳になってしまった」と言うそうです。

これは小学生くらいのお子さんにはまだない感情かも知れません。

大人に近づいているお子さんほど持つ感情だと言います。

そこへ親としては励まし安心させるつもりで、「大丈夫だって」とか、「自分のペースで

やればいいって」、というようなことを言ったところで当事者の子ども達の心の中には

入っていかないようです。

自分だけがまわりに置いていかれるという不安と焦りの中でどうにもならないから

苦しんでいるのだから。

「大丈夫」って言われたってね…


先生もたくさんのお子さんたちを見て、話しを聴いてきた経験からわかったこと

だと言われていました。


最終的には自分のペースでいいんだという心境に達した時に、本人も楽に生きる

ことができるようになるのでしょうね。

そうは言ってもこの心境に達することは、私達大人だって自分のこととなれば

とても難しいことだと思います。


このような場合はただ子どもの気持ちを聴いてあげるしかないようです。

心で聴くって本当に難しいですね。

先生から子どもたちはこんな気持ちなんだということを聴いていたら、そんな子ども

たちの心が痛くて泣けました。


あなたのままでいいという言葉をよく耳にします。

けれどあなたのままでいられない世の中です。

まずは大人ひとりひとりの意識と価値感が変わらなければ、みんなと違うという

レッテルを貼られた子どもたちが「私のままでいい」と思うことはできません。


そんな子どもたちが苦しまなくてもいい世の中になりますように。
by egaonotane | 2009-12-02 22:07